腹部CT

腹部CTとは

腹部CTとは、腹部を多方面から撮影し、3次元的に腹部を観察する検査です。肝臓や胆のう、膵臓などの内視鏡では観察できない臓器の病変を診断するのに有効です。

腹部CTで見つけられる疾患

腹部臓器に癌がないかどうか、またそれがどの程度進行しているのかなどを診断する際に用います。その他にも、急に腹痛に見舞われ、下痢や嘔吐が伴う急性福症が起きた際に、その原因が何かを見つける際にも用います。胸部CTで見つけられる疾患は、下記です。

・肝臓がん

・胆道がん

・膵臓がん

・消化管穿孔

・胆石

・胆のう炎

・膵炎

・尿路結石

肝臓がんについて

肝臓の癌は、肝臓にできる原発性肝がんと、別の臓器から転移した転移性肝がんの2つに分けられます。肝臓がんの主な原因は、肝炎ウイルスの感染です。肝炎ウイルスの感染は、血液検査によって調べることができますが、初期症状がほとんどないため見過ごすことが多いのが問題です。肝臓がんが進行すると、腹部のしこりや圧迫感、痛みなどの症状を生じます。

 

胆道がんについて

胆道がんは、胆管がんと胆のうがんの総称です。胆道がんの原因は、胆石と言われています。胆石によって炎症が起き、この炎症が長期にわたるとがんの発症につながります。胆道がんの初期症状はなく、癌が進行した時に症状が表れます。主な症状は、黄疸、脇腹の痛み、腹部のしこりです。胆石がある方は、癌の早期発見ができるように定期的に検査をしましょう。

 

膵臓がんについて

膵臓がんの原因は、糖尿病、肥満、喫煙、慢性膵炎と言われています。膵臓がんの初期症状がなく、癌が進行すると胃のあたりや背中に重さを感じ、腹部の不調や食欲低下を生じます。

 

検査方法

検査にかかる時間は、15分ほどで、その間に痛みを伴うことはありません。

検査の流れ

検査当日
朝は食事をとってはいけません、水分を補給することは可能です。

検査前
検査着に着替え、腕時計やアクセサリー類などの金属は外します。

検査中
CT装置の台に仰向けで寝て、固定します。造影剤を用いる場合は、静脈から造影剤を注入します。撮影時は、仰向けで両腕をあげた状態で撮影します。放射線技師の指示に従って、息をとめます。

注意点

検査後は造影剤を早く排泄するために、水分を多く取りましょう。狭い空間で撮影するため、閉所恐怖症の方は事前にご相談ください。

 

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